伊都キャンパスへの移転を目前に控え、貝塚キャンパス最後となる平成29年度九州大学法学部学位記授与式が挙行されました。なお、本年度卒業生の概要は、総数 187名(内 女性68名)、進路先概略は以下のとおりとなっております。(進学 32名(内 女性8名)、企業 84名(内 女性20名)、公務員 54名(内 女性34名)、その他 17名(内 女性6名))※詳細は添付「2017年度進路先一覧」をご参照ください。
*月日時:平成30年3月20日(火)14:30~15:30迄
*場所:文系貝塚キャンパ内大講義室
*式次第:
(1)学位記授与式
・各講座毎に主任教授から一人ずつ学位記が授与され、緊張した受領者の顔が印象的であった。
(2)江口副法学部長挨拶 (田中法学部長が伊都キャンパスでの大学院卒業式ご出席の為)
・ラフな出で立ちで登壇された江口法学部長は、ご自身の主義である「結婚式と葬式以外ではスーツは着ない」という話から始まり、「屈託ある人生」というものについてお話しされた。
・「常識」とは、その社会において、軋轢なく、上手くやっていくためのものであるから、これを疑うことなく、無条件で受け入れ、これに従うのはラクなことではある。だが、それを疑うこと、言い換えれば「屈託」をもつことが「屈託ある人生」には重要である。
・自分の頭で考えることが重要であり、その方法として、九大学生時代を通じて培って来た法学的思考は有効である。
・さらに、その姿勢は社会的な諸問題を解決する専門家として必要なものであるとも述べられ、法学的思考を学んだ卒業生たちが、社会においてどのように貢献していくのか、その指針を示された。
・また、卒業生たちが今後も同窓生の横の繋がりを持ち続けることの重要性、その価値についても強調された。
(3)法学部東京同窓会概要説明と新入会員歓迎会案内
・学位記授与式の後半に東京同窓会紹介のための時間を頂戴し、五十君法学部教授と共に、志田事務局次長、田中の3名で登壇。
・東京同窓会の活動内容と趣旨、首都圏に在住する卒業生を対象年次総会を毎年11月開催中。福岡を離れ激動の東京で暮らす中で同窓会が一つの居場所となるよう卒業生を支援していきたいと説明した。
・新入会員歓迎会は今年も4月24日に開催し、若手会員及び同窓会役員が参加しており、同窓会の縦・横を繋ぐ大変有意義な会合である故、是非共参加して頂きたい と説明した。
・新入会員歓迎会案内を席上配布。同日夜開催の学生主催の懇親会時にもチラシを配布いただくよう幹事学生を通じて依頼。
記:法学部東京同窓会理事・事務局次長 志田美樹/理事・事務局次長 田中 博子