経済学部同窓会東京支部総会・懇親会「七夕総会」が7月7日(火)18時より学士会館で開催された。
来賓16名、会員80名(女性9名)計96名の参加があった。
第1部 総会
1.平成26年度活動報告―特質として、若手理事会の開催、 OBOG現役懇親会
(現役15名を含め35名参加)開催
2.平成26年度会計報告―次年度繰越金2,993,561円
「法東京24年度の繰越金1,395284円」
3.新役員体制―役員36名(平成卒19名、女性3名)
「法東京役員24名(平成卒4名、女性3名)」15分で終了
第2部 講演
テーマ「ピケテイのー21世紀の資本―を読み解く」
講師:経済学府研究院長 磯谷明徳教授
今流行の仏経済学者の代表的著書の解説である。特徴は「資本主義に任せておけば格差は拡大し続ける」というもので「「理論を打破するのは理論」という定説をピケテイは「理論を歴史的事実での打破」を試みているが、「新古典派」の研究不足が散見される。また「格差の拡大」についていえば日本等では、「富の集中という上位層の所得拡大ではなく下位層の拡大、即ち貧困問題」が生じているという「企業統治(コーポレート・ガバナンス)の違い」とみるべき事実がある等の難しくも有意義な話であった。19時10分終了
第3部 懇親会
1.籾井会長挨拶 100名近くの参加者は素晴らしいことで3割が平成卒者だが、もっともっと若手に参加して欲しい、NHK会長職にあるが、経済同窓会東京支部長また東京同窓会長としての職務を全うするとの決意表明が為された。
2.磯谷教授 文科省等からの人文科学系へのプレッシャーが強まっているが、負けずに頑張る。伊都キャンパスへの移転はあと3年掛かるが、大学の在り方に対する助言とサポートを今後ともお願いしたい。
9テーブルに分かれそれぞれのテーブルマスターによる自己紹介が行われ和やかな交流の輪が広がった。20時50分終了
その後、来賓も交え女性も含めた若手を中心に30名程は同窓会用意の近くのレストランの2次会に集まり、より濃厚な交流会が盛り上がった。
世戸 哲郎(昭和42年卒 理事・事務局長)