昭和34年九大通信工学科卒同期会 概要

昭和34年九大通信工学科卒同期会とは

同期会として年1回懇親会とゴルフ会を行っています。開催場所は九州と関東(主として)を交互に変えています。

昭和34年九大通信工学科卒同期会の主な活動内容とは

1.経緯

 昭和30年代前半の世の中は所謂企業戦士時代で、我々九大卒業生は偶然の出会い以外に集合しようという動きはまるで無かった。

 当時九大工学部通信工学科の卒業生は僅かに15名であったが、その内10名が主として関東地区の企業に就職し、九州地区に在住したのは5名であった。

卒業当時の写真が数枚あるが、残念ながら15名全員が揃った写真は1枚も無い。

 左の写真は卒業式直後に撮ったものであるが、当日アルバイトや既に決まった就職先へ出向いていて、卒業式に参列できなかった者が3名も居たのである。

 この写真は在学中に福岡県春日市にあるNHK春日放送所を見学した時のもので、なぜか10名しか写っていない。

 通信工学科卒なので就職先としては通信機器メーカ、放送局、マスコミ等に集中し、好景気の先駆け時代であったためか、大学院に残った者は皆無であった。

 全員が最初の企業に所属したまま40有余年が過ぎ、漸く同期会を立ち上げる動きが出たのは、全員が退職して暫く経った平成19年になってからである。従って有志数人が先ず手をつけたのは同期生の名簿作りであった。全く不明な者については、退職先の企業に問い合わせるなどして、何とか全員の消息が判明した。メールアドレスもほぼ確認された。

 何しろ卒業以来49年振りの再会である。「今顔を見ても分からないのではないか」という懸念を解決するため、発起人の元へ各人が近影を送り、集約後再配信した。

 当時の顔写真を1枚の写真に合成したものを次に掲げる。

 この合成写真は左から右へアイウエオ順に並べたもので、氏名を記載しておく。

 ・石崎浩章、江口純生、尾造尚志、金丸斉、城戸健、清原和也、玉田稔、藤崎義治、宮崎弘人、山本幸信、吉本猛夫

 平成27年3月現在、次の各位が鬼籍に入っている。心よりご冥福を祈る。

 ・王丸圭司、中薗正人、水鳥孝、山本幸信

 

2.活動状況

 平成19年12月、第1回同期会を福岡県二日市のホテル大観荘で実施以来、毎年場所は九州地区と関東地区を交互に変えて同期会を開催してきた。併せて、有志によるゴルフ会も宿泊地の近傍で実施している。

 伊都キャンパスで行われているホームカミングデー&アラムナイフェスへは、九州組から可能な限り出席している。

 特筆すべきは、第1回と第3回同期会に於いて、それぞれ九大伊都キャンパスと箱崎の旧工学部の見学会を行なった事であろう。

 伊都キャンパスは学部も本部もまだほんの少ししか移転が進んでいなかったが、広大な土地にずらりと並んだ建造物は仕上げの段階で、これが母校なのかと目を疑うくらい壮大なキャンパスなのに驚いたものである。

 一方、懐かしい工学部本館や旧高周波実験室など昔の面影がそのまま残っていて、タイムスリップした思いに駆られた。

 帰路、正門近くのラーメン店で食べた博多ラーメンの味は、学生時代を思い出すのに十分であった。

3.直近の同期会と今後

 平成26年の同期会は初めて九州と関東の地を離れて、中間の岐阜は下呂~高山を旅した。飛騨高山の秋祭りに合わせて、10月9日下呂泊、翌10日高山市内観光と旅を満喫した。

 同期生の平均年齢が約80歳となったので、今後はJR駅から程近い観光に制約されるかも知れない。1年に1回お互いの無事を祝って再会するだけでもハッピーであろう。

 

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