~関西支部では、毎年５月に見学会を実施しています。昨年は、羽曳野市にある「河内ワイナリー」でした。今年は、５月１６日（土）に神戸市灘区の「兵庫県立美術館」と神戸市東灘区の「櫻正宗記念館」を見学しました。午前１０時に、２２名が集合場所の阪神電鉄「岩屋駅」に集まりました。昨日からの雨が心配でしたが、当日は集合時刻には雨も止み、散策には最適な天候となりました。
歩いて約１５分で兵庫県立博物館に到着、日本画家、堀文子展を鑑賞しました。堀さん自身の言葉「一所不住・旅」をテーマとし、飽くなき好奇心と探求心で歩んできた足跡に沿いながら、８０年に及ぶ画業を回顧し、初期の作品から最新作までおよそ１３０点が展示され、堀文子さんの芸術、そして人間像に迫るものです。
まず、ボランティアの学芸員の方から堀文子さんについての来歴、及び主な作品をスライドでご説明いただきました。そのあと、１９１８（大正７）年生まれ、現在９６歳で今なお制作活動を続けられている、堀文子さんの一生の作品を鑑賞して回りました。鑑賞時間は約５０分とやや急ぎ足でしたが、直接実際の絵を見ると、堀さんのその時その時を懸命に生きられたエネルギーの大きさを感じました。そして、新しい事に挑戦し、新しい事を知り、新しい事を感じる大切さと、いつからでもできることの勇気をもらいました。
 

~１１時半に兵庫県立美術館を後にして、次は楽しみの懇親会です。阪神電鉄で「魚崎駅」まで移動して、１２時半までには、日本酒の名門酒蔵の一つ、創業４００年の歴史を有する櫻正宗の「櫻正宗記念館 櫻宴」に再び全員２３名が集合しました。懇親会は小森田支部長の挨拶のあと、懇親会から出席した今回最年長の逸見先輩（昭和３２年卒）の乾杯の発声で始まりました。酒蔵ならではのスープの約半分に日本酒を使用したオリジナルのお鍋など、美味しい料理と沢山の日本酒をいただきました。皆さんが心地よくなったころ、前支部長の石橋顧問（昭和３６年卒）から締めの挨拶、最後に佐野先輩（昭和３８年卒）の指揮のもと、学生歌『松原に』を全員で斉唱。会場は大いに盛り上がり、午後２時半に懇親会はお開きとなりました。
今回の幹事役である佐藤先輩（昭和５０年卒）のお蔭で大変楽しいひとときを過ごすことができました。ありがとうございました。
報告者：理事　谷村　信彦（平成３年卒）

関西支部の今年の行事予定は
９月１２日（土）ゴルフ会（宝塚高原ゴルフクラブ）
１１月１４日（土）野外勉強会（大阪城公園と歴史博物館）
です。
参加ご希望の方は遠慮なく事務局までご連絡ください。

関西支部事務局長　中野　光男（昭和５０年卒）
富士精版印刷㈱ 管理本部気付　℡06-6394-1182
E-mail ： m-nakano@fujiseihan.co.jp

展示室がある櫻宴の門前で、宴会後の一枚！

みなさん、良い顔なさっているでしょう～!(^^)!

ちなみに向かって右端が今回の幹事、佐藤　敏弘さんです。

おつかれさまでした！！