2月15日(土)、JR大阪駅近くの大阪弥生会館において、39回目の経済学部同窓会関西支部総会が行われました。
近年にない大雪の影響のため開催も危ぶまれていましたが、当日は大学や同窓会本部、東京支部、福岡支部、法学部関西支部からのご来賓と会員あわせて約50名にご出席いただきました。
~第一部の総会は、谷村信彦理事(平成3年卒)の司会進行で始まり、冒頭、石橋英治支部長(昭和36年卒)がご挨拶。引き続き、中野光男事務局長(昭和50年卒)から行事報告、行事計画案、役員人事案の説明と会計報告が行われ、議案はすべて原案通り承認されました。
その後、山本健兒経済学研究院長から学部の再編・新設予定や重点方針など大学の近況、同窓会本部の藤井美男事務局長から会則変更、また大学総務部の市山郁生次長からは今後の行事予定やHPについて、それぞれご報告やご説明がありました。
~第二部は、和歌山大学経済学部教授の齊藤久美子氏(昭和58年農学部卒、昭和62年経済学修士課程修了)から『ロシア会計のひととき』というテーマで、ご講演いただきました。その中で、ロシア会計への道に進まれた経緯や旧ソ連邦崩壊後の現地での生活状況などについて、いろいろと興味あるお話をお伺いすることができました。
講演会の後、戦時中の九大の状況を紹介した番組のDVDを放映。これはNHK福岡放送局により制作されたもので、帝国大学最後の卒業生である内田勝敏先輩(昭和22年卒)が番組の中で登場され、当時の大学の状況や学徒出陣などについてお話しされていました。
~第二部終了後は会場を変え、進行も清丸泰司事務局長代理(平成2年卒)に変わり、第三部の懇親会が開宴。棚倉亨先輩(昭和27年卒)による開会のご挨拶、ご来賓の紹介の後、池田弘一同窓会会長(昭和38年卒)のご発声による乾杯で歓談に移りました。
~久しぶりの再会で近況報告など、会場のあちらこちらで話が弾んでいました。
~途中、佐野壬彦顧問(昭和38年卒)の指揮のもと、応援歌と学生歌『松原に』を全員で斉唱。会場は大いに盛り上がりました。最後に、昨年秋の叙勲で瑞宝中綬章を受章された鈴木多加史顧問(昭和33年卒)による万歳三唱で、盛会裡に懇親会を終えました。
関西支部では、今後、3月15日(土)と9月20日(土)のゴルフ会(愛宕原ゴルフ倶楽部予定)、5月17日(土)の見学会(羽曳野市の河内ワイン館)、11月15日(土)の勉強会(講師:平成8年卒藤川昇悟氏、会場:大阪弥生会館)などの行事が予定されています。関西におられる同窓会の皆さんの多数のご参加をお待ちしています。
経済学部同窓会関西支部副支部長 久保 隆二 (昭和49年卒)