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九州大学経済学部同窓会

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2013.7.30 キャンパス便り No.1

箱崎キャンパス~近時の季節感~

経済学部同窓会事務局長 藤井美男
(経済学研究院 教授)

猛暑の中で、今年の山笠も7月15日のフィナーレを迎えました。例年この日が梅雨明けの季節を告げるのですが、今年は異常に早い梅雨明けで、しかも記録を更新するかのような暑さにゼミの学生が早くも夏バテ気味と言っています。
年配の方々には想像がつかないかもしれませんが、今はどこの大学も教室に冷暖房を完備しており、九大も例外ではありません。箱崎キャンパスの建物はいずれも老朽化しているものの、内部のこまごまとした改修は逐次行なわれ、今に至っています。
先日昼休み後の授業のため講義棟へ向かう途中、普段はお弁当を抱えたりしながら行き交う学生がたくさんいるはずなのに、殆ど見あたりません。不思議に思って教室にはいると、クーラーの効いた部屋で皆涼んでいました。昭和55年卒業の私の時代には、古い暖房設備があっただけで、冷房装置はまだありませんでした。隔世の感があります。
近年は大学の行事も多く、また2単位の授業はきちんと15回することが義務づけられているため、7月末頃まで授業を行なわねばなりません。期末試験はその後8月初旬に実施ということになります。以前と比べて猛暑日が続くこの季節に、クーラーがないととても定期試験などやれないという現実があり、節電が求められる中我々も苦慮しているところです。
冬寒い時期かつては玄界灘から吹き込む北風が箱崎キャンパスを吹き抜け、とても寒い思いをしたものです。しかし冬のそういう経験は少なくなっているように思えます。それも地球温暖化を示す一例なのでしょうか。

キャンパスに見る今どきの季節感をお届けしました。

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