新型コロナ感染第7波により連日過去最高の感染者という報道がなされています。
重症化率は低いようですが医療現場は大変で九大病院のコロナ病床はほぼ満床という事です。
また、医療スタッフの感染拡大で150人以上が出勤できない状況だそうです。このような状況下、大学の行動指針がアップデートされ再び行動制限が厳しくなりました。

　中村誠司学部長と相談し、現状では9月中旬に制限解除というシナリオは難しいのではないかという結論に達しました。大学所属の先生方の出席に制限が加わる状況では開催すべきではないと判断し、40周年事業は1年延期と致しました。

　当初は8月8日の準備委員会で決定しようとお話ししましたが、今だピークアウトが見えておらず、収束の見通しが立っていませんので8日の状況は今と大して変わらないのではないか、ならば100万円のキャンセル料が掛からないうちに、と思った次第です。

　私も吉田専務も個人的にはインフルエンザと同じ扱いでいいのではないかと思っていますが、医療に携わる立場からすればそうはいかず、仕方ないと思うしかありません。

　先生方には1年前から準備を進めていただき、細部の詰めに入っている段階で、大変残念ですがどうぞ来年に向けてさらにブラッシュアップした講演会・祝賀会となるよう、引き続きご協力をお願いします。

令和4年8月1日　
　 九州大学 歯学部同窓会 会長　　久保　秀郎