令和6年2月17日(土)、九州大学女子卒業生の会「松の実会」の令和5年度の総会および講演会を、オンラインで行いました。海外からも参加があり、70名余りの参加がありました。
今回から、運営は理学部の担当となり、総会では、佐々木圭子会長(H12理学部)の冒頭挨拶に続き、続いて九州大学神崎智子理事のご挨拶をいただきました。その後、事業報告、会計報告、事業計画が審議され、いずれも承認されました。
講演会では、長崎に在住の小児科医で、“国境なき医師団日本”の元会長 黒崎伸子さんに、国境なき医師団の紹介、黒崎さんがこの活動を始められたきっかけ、および派遣された国々での戦時下における生々しい自らの経験を語っていただきました。
現在、世界中でウクライナやイスラエルで戦闘が行われており、黒崎さんのお話にはとても胸をうたれました。
講演後は、Zoomでの小グループに分かれての交流会(おしゃべりタイム)を2回に分けて行いました。総会において小グループに分かれての意見交換はなかなか機会がありませんので、オンラインではありますが、それぞれの自己紹介とともに色々な意見を聞けて貴重な時間でした。
総会後のアンケートでは、参加者の皆様からは、多数ご意見をいただきました。ありがとうございます!
「黒崎先生の講演会、大変なお仕事をわかりやすいメッセージでお話ししていただき、本当に素晴らしかったです。」
「「国境なき医師団」の生々しいお話聞くのは初めてでした。胸が痛む話ばかりでしたが、黒崎さんがこうした環境の中で、冷静かつ心暖かく働かれ続けておられることに、感動しました。」
「黒崎先生の素晴らしいお話をはじめ、非常に充実した時間を過ごさせて頂きました。オンラインならではの良さがあり、皆様とお話ができて有難く存じました。」など温かい意見をいただきました。
皆様のご協力に感謝を申し上げます。
(理学部理事一同)