令和5年2月18日(土)、松の実会総会・講演会が福岡リーセントホテルにおいて行われました。コロナ禍でオンライン開催が続きましたが、対面では3年ぶりの開催で、県内外から約70名が集いました。
総会では冒頭、菊川律子会長(S49教)より任期を終える教育学部理事を代表して2年間の活動報告を兼ねた挨拶があり、続いて九州大学理事・副学長、男女共同参画推進室長の岩田健治氏、九州大学福岡同窓会会長の貫正義氏にご挨拶いただきました。その後、事業報告、会計報告、事業計画が審議され、何れも承認されました。会長、事務局長からは寄附に対するお礼も述べられました。また、最後に、次期理学部担当理事の佐々木圭子次期会長(H12理)による挨拶と新理事紹介が行われました。
講演会では、独立行政法人国立文化財機構理事長・九州国立博物館長 島谷弘幸氏より「文化財への思い」と題して、“学校よりも面白く教科書より分かり易い”博物館づくりを目指した運営、“日本文化の形成をアジアの視点からみる”をコンセプトにした展示の工夫、そのための人材育成等について貴重なお話を伺いました。
茶話会では、副会長の林田スマ氏の司会進行により、コーヒーとケーキをいただきながら各テーブルでの交流後、関西支部の安藤由紀氏(H2経)、歴代会長の石橋美恵子氏(S30文)、海老井悦子氏(S44文)、女賀信子氏(S42薬)から松の実会への思い等を語っていただきました。さらに、NPOで路上生活者を支援されている江口朋子氏(S45教)、弁護士の世良洋子氏(H9法)、入川文氏(H18文)に近況等をレポートしていただきました。コロナで従来のような懇親会はできませんでしたが、直に語り合うことのよさを実感したひとときでした。
最後は、懐かしい「松原に」をBGMに散会し、記念撮影を行いました。
総会後のアンケートでは、「挨拶も講演も素晴らしく、参加してよかった」「久しぶりに対面でいろいろな人と話ができて楽しかった」「若い会員の参加は嬉しい。これからもっと参加してほしい」「学部を超えて再度結束!の感あり」等の感想が寄せられました。ご協力、ありがとうございました。