筒井哲夫先生の後任として、2022年度より会長を拝任致しました。

1975年合成化学科を卒業し、大学院博士前期・後期課程（村上幸人教授）を経て1980年に大学院総合理工学研究科分子工学専攻（小川禎一郎教授）の助手に着任しました。1986年に教養部の助教授に着任し、6年後の1992年、工学部合成化学科の助教授（松尾 拓教授）に配置換、1994年に教授（講座外）、1997年に講座担当教授となり、その後の学内組織改編に伴う名称変更より大学院工学研究院応用化学部門に在職し、2018年に定年退職するまでの47年間、九州大学工業化学系組織の中でお世話になりました。退職後は福岡市の外郭団体である公益財団法人九州先端科学技術研究所の所長として、九州大学と連携しつつ福岡市を中心とする地域産業の発展に取り組んでおります。

親和会は、九州大学工学部の工業化学系を卒業された先輩諸氏、在籍の学生諸君、現職教員で構成されており、幹事や現職教員のボランティア的活動と会員からの同窓会費（毎年2000円）で維持されています。九州大学も指定国立大学法人に指定され、ステークホルダーとしての同窓生との信頼関係醸成がますます重要になってきていると認識しております。With corona時代でもあり、SNSの活用等、情報技術も積極的に取り入れていくことが必要でしょう。

会員の皆様におかれましては、親和会の存在意義と重要性を再認識され、より魅力ある同窓会へと発展していけますよう一層のご協力を宜しくお願い申し上げます。