2019年第6回公開講座および総会・ビアパーティ

九州大学関西同窓会お知らせ詳細

お知らせ

2019年6月19日

2019年第6回公開講座および総会・ビアパーティ

九州大学関西同窓会では、２０１９年公開講座および総会・ビアパーティを下記のとおり開催いたします。

本会は、多くの同窓生のご参加をいただくために、年会費は徴収せず、開催会合ごとに実費を頂戴するという方式で運営いたしております。

皆様には諸事ご多用の折、誠に恐縮に存じますが、万障お繰り合わせの上、是非ご参加いただきますようお願い申し上げます。公開講座は同窓生以外のどなたでもご参加いただけますので、お誘いあわせの上ご参加ください。

公開講座では、超高齢社会を迎え、認知症が急増することが予想されますが、近年歯周病などの口腔感染症が認知症の起因・増大因子として注目されている。

本講演では、「口腔ブレインサイエンス」という新たな理念を解説し、口から脳を守る科学的な知見ならびに具体的な口腔ケアをわかりやすく紹介していただきます。

【武先生講演要旨】

歯周病は口腔の慢性炎症として、全身慢性炎症を引き起こし、全身慢性炎症は脳炎症に影響を及ぼす。また歯周病が脳炎症に直接関係することもある。脳炎症を起こすことにより脳の認知機能が低下してしまう。歯周病は、誤嚥性肺炎、糖尿病など様々な全身疾患に影響を及ぼす。アルツハイマー病と正相関する臨床報告が多く、その因果関係は不明であった。マウスを使った実験で、歯周病がアルツハイマーを誘発する可能性とその関与する酵素を特定し、その研究結果を発表した。チベット高原で実施した臨床研究では、プロポリスが認知機能改善につながることを確認した。口腔ケア、歯周病の予防・治療を怠りなく行い、規則正しい食生活、特に炎症の制御ができる食（抗炎症食材）を摂ることを心がけることが大事である。

記

【日　　時】：２０１９年８月９日（金）　１６時３０分　開場

　　　　　　（１）公開講座　１７時００分～１８時２０分　

　　　　　　　　タイトル：「認知症予防のコツはお口にあり～口腔ブレインサイエンス～」

　　　　　　　講　　師：　武　　洲（Zhou Wu/Hiro Take）先生

　　　　　　　九州大学歯学研究院口腔機能分子科学分野　准教授／ＯＢＴセンター　准教授（兼任）

　　　　　　（２）総会・ビアパーティ１８時３０分～２０時３０分

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　関西同窓会　会長挨拶、九州大学　ご挨拶、懇談

【場　　所】：ハートンホテル北梅田３階　　公開講座「こがね」・懇親会「もえぎ」

　　　　　　　　大阪市北区豊崎3丁目12番10号　　06-6377-0810（代表）

　　　　　　　　http://www.hearton.co.jp/kitaumeda/access/

【会　　費】：公開講座は無料、総会・ビアパーティ６,０００円