九州大学関西同窓会 お知らせ詳細

お知らせ

2025年8月1日

【開催報告】関西同窓会講演会および総会・懇親会

 令和7年7月22日(火)午後5時より、ハートンホテル北梅田にて、昨年に引き続き、講演会・総会・懇親会(ビアパーティー)を開催しました。参加者は昨年とほぼ同じ65名でした。今年も浴衣での来場をアピールしたせいか、浴衣姿が目立ちました。

 第1部の講演会では、九大大学院比較社会文化研究院教授の溝口孝司氏が「未来のための考古学」と題して、①弥生時代北部九州の甕棺墓地から読み解く社会とその変容、②古墳時代のはじまりと社会の変化を考古学から読み解く、③ショッピングモールの考古学から読み解く今日の社会、最後にまとめとして、考古学的な「温故知新」へと締めくくられました。参加者は真剣な眼差しで先生のお話に聴き入っていました。

 第2部の総会では、事務局長から、令和6年度事業報告と令和7年度事業計画(案)、令和6年度収支決算報告(案)および令和7年度の新役員(案)が上程され、全員異議なく承認されました。総会議事終了後、新たに新会長に就任された佐藤義雄氏があいさつに立ち、今後の抱負を述べました。

 そして、第3部の懇親会では、関西同窓会名誉会長(前会長)中野健二郎氏の挨拶に続き、来賓でご出席の園田九州大学理事・副学長から九大が現在取り組んでいる「イノベーション・チャレンジ・ファンド」や「将来のAI社会を担う博士人材の育成」、「アラムナイプラットフォーム(Kyudai Pal)」などの説明の後、関西同窓会池田副会長よる乾杯の発声で、懇談・食事会が始まりました。サプライズの吉村知事のビデオメッセージもあり、参加者スピーチで盛り上がる中、久しぶりのコールアカデミーOBによるミニコンサートもあり、最後は応援団OB のリードによる九大学生歌「松原に」を斉唱し、午後8時30分に名残を惜しみながら、閉会となりました。

 なお、九州大学基金主催(関西同窓会および法学部同窓会関西支部協力)で「相続・遺言セミナー」が、9月26日(金)午後2時から、ホテルグランヴィア大阪にて、開催されることもこの場で発表されました。