2017年10月24日
10月21日(土)、午前10時から16時まで九州大学アカデミックフェスティバルが伊都キャンパスで開催されました。九州大学の今を知ってもらい、同窓生とのつながりを深めようとして始まったお祭りです。経済学部同窓会からも貫会長はじめたくさんの人が参加されました。今年は高校生や地元住民の方々も多く参加されたので、参加人数は昨年の倍以上の1800人近くにのぼりました。
オープニングで久保総長と貫会長がご挨拶。続いて、トークショーではいろんなことにチャレンジしている若者が登壇。風力発電やジビエの会社、学習塾を在学中に起業した若者、車椅子バスケに打ち込む女子学生、カブトガニ大好きな女子学生、世界各国に留学した男子学生等々、個性豊かな面々が頼もしい体験談を披露。
そして113番目の元素となるニホニウムを発見された森田浩介教授が登場。新元素発見までの苦労話、研究者の心構え、学生時代の柔道部の話など、学生や卒業生との対話をまじえながら、大変興味深い貴重な話を語っていただきました。
その後、フォトコンテスト表彰式。2007年芸術工学部卒のNHKニュースキャスターの佐々木理恵さんが司会をされました。表彰された写真は、いずれも懐かしい箱崎や六本松の風景でした。2018年度には伊都キャンパスへの移転が完了します。
12時すぎからは交歓会。歴代総長の挨拶に続き、籾井前NHK会長(経済学部1965年卒)も挨拶。交歓会は立食形式。ご馳走がたくさん並んでいました。ちなみに、参加費は無料。交歓会の締めは「松原に」の合唱。「松原に」の作詞者の秋山喜文さん(経済学部1955年卒)にご登壇いただき、声高らかに歌っていただきました。
午後はバラエティに富んだプログラム。九大福岡同窓会はミニ講演会を開催。2014年ビジネススクール卒の増本衞さん(トルビズオン社長)はドローン、1982年文学部卒の村山由香里さん(アヴァンティ社長)は女性活躍、そして1970年経済学部卒の森恍次郎さん(如水庵社長)は学生時代を振り返りながら、マルクス、マックス・ウェーバー、ドラッカーについて講演されました。森社長は最後に世界平和を願って、椎木講堂に響きわたるような声で歌われました。
会場には九大が開発しているQビーフやソーセージやジビエなどの農産加工品や九大グッズを販売するブースや、地元のショップなどがたくさん並び、買い物を楽しむ方もたくさんいました。
来年も九大アカデミックフェスティバルに大勢の同窓生が足を運ばれるのをお待ちしています。
(文責:経済学部同窓会福岡支部事務局)