九州大学経済学部同窓会 お知らせ詳細

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2002年12月1日

箱崎だより(No.1)経済学研究院教授 福留久大様

箱崎だよりの前座として

経済学研究院 教授 福留 久大 (同窓会本部 事務局長)

 九州大学経済学部同窓会の東京支部で、ホームページ上に『箱崎だより』欄を作ってくださった由、森重厚先輩からの便りで知り ました。大変有り難いことで、現役の教師たちだけでなく、名誉教授の皆様にもお願いして、原稿を寄せていただくことにしたいと思います。

 私が事務局長という役柄を仰せつかったのは、2000年2月1 0日(木)大阪での本部・関西支部総会でのことでした。選任され た後、6月2日(金)福岡での全国・福岡支部合同総会、7月7日 (金)の東京支部総会、12月4日(月)の広島地区九大法・経同窓会、年が改まって2001年2月9日(金)の関西支部総会という具合に、同窓会の大きな会合への参加が一巡したところで、各支部総会の特徴を次のようにまとめてみました。

 先端的事象を巡る講演が設定される勉強好きの東京、法学部と経済学部の差異や類似が自然と浮き彫りになる和やかな広島、旅行券 ・書籍・靴下・ラーメンなどなど賞品を山積みにした抽選会を軸にバラエティに富む大阪、しかし各地ごとの特徴よりも、遥かに強調 されるべきは、どこでも共通に見られる先輩方の後輩思いの情です 。『同窓会はどうも敷居が高いからね』と言う人がいますが、決し て高い敷居などありません。本当に気楽に出かけてみて下さい。(本当は偉い方々なのですが)どの先輩も気さくに声を掛けて下さい ます。

 支部総会に出席の教授会構成員を思い出してみると、以下のような状況です。

 2000年2月の大阪には、当時の矢田副学長・伊東学部長のほか、藤田・遠藤・徳賀・堀江の諸先生、中楯・大屋・逢坂の三名誉教授。7月の東京は、細江研究院長をはじめ塩次・遠藤・堀江の三先生、OBでは中楯名誉教授。12月の広島は、植田信廣法学部教授と経済学部OBの児玉正憲名誉教授。 2001年2月の大坂は 、細江研究院長と堀江教授、OBが中楯・大屋・深町・逢坂の四名誉教授。それぞれに談論風発、同窓の先輩・後輩と親睦を深めてい ただきました。

 2001年7月6日(金)東京支部総会には、中楯・深町・逢坂 の三名誉教授、現役組では矢田・細江・岡部・堀江・川波の五教授 。11月30日広島地区法・経同窓会は、このときから文学部・教育学部のOBにも呼びかけて、より基盤の大きい同窓会となりまし た。私は事務局長として例年出席のところ、このときだけは生憎、 29日から12月1日まで、上海での会議出席の先約があって、出 席できませんでした。急遽、常任理事の先生方に相談した結果、伊東弘文教授が授業をやりくりして、駆けつけて参加して下さいまし た。名誉教授では、今回も例年通り児玉正憲教授が出席された。

 2002年2月15日(金)関西支部総会。中楯・大屋・深町・ 逢坂の四名誉教授、現役組では丑山・堀江の両教授。 かつて経済 学部に在職された日置弘一郎(京都大学)教授は律儀に毎回出席のうえ、景品として近著を提供される習わしです。7月4日(木)東京総会。大学側の参加は中楯・逢坂の両名誉教授、現役は比較的多 くて、矢田院長以下岡部・浜砂・塩次・新井・遠藤の諸先生。離れ 業を演じたのは矢田院長。木曜日一杯、ビジネス・スクールの人事 関連で企業・官庁を駆け巡り(ここでは同窓の縁が有効に働いた模 様)、総会と二次会に付き合って、金曜一限の講義のため、翌朝一 番機で羽田を飛び立たれました。

 皆さん方の希望をうかがって、名誉教授の先生方にも、広い範囲で参加していただくよう努めたいと思います。

 繰り返しになりますが、中年・若年を問わず、本当に気楽に学士会館の東京支部総会に顔を出して下さい。

<出典元> http://homepage1.nifty.com/dousou/hakozaki/hakozaki01.htm
(九州大学経済学部同窓会東京支部ホームページ)