2016年5月26日
~関西支部では、毎年5月に見学会を実施しています。昨年は、神戸市灘区の「兵庫県立美術館」で日本画家、堀文子展を鑑賞した後、櫻正宗の「櫻正宗記念館 櫻宴」での懇親会で盛り上がりましたが、今年は5月21日(土)に実施し、JR山崎駅、阪急大山崎駅近くの「アサヒビール大山崎山荘美術館」(京都府大山崎町)と「サントリー山崎蒸留所」(大阪府島本町)見学と「ハーミットグリーンカフェ」での食事会で、やはり大いに盛り上がりました。
当日は雲一つない五月晴れの絶好のハイキング日和、午前9時40分にJR山崎駅前に21名が集まり、天下分け目の天王山の中腹にある目的の美術館まで、急な上り坂にもかかわらず、案内どおり歩いて10分ちょっとで着きました。「大山崎山荘美術館」は大正・昭和期の実業家である加賀正太郎の別荘として建てられたものですが、1996年にアサヒビール、京都府、大山崎町が協力して山荘の復元整備を行い、現在の美術館としてよみがえったものだそうです。10時開館まで待って、40分ちょっとの見学時間でしたが、アサヒビール初代社長、山本為三郎のコレクションの寄贈品、中でも日本民藝運動の柳宋悦、河合寛次郎、濱田庄司、バーナード・リーチらの作品をはじめ、国内外の工芸の名品が多く展示されていました。また、建築家・安藤忠雄による「地中の宝石箱」(地中に埋め込まれた円柱形のギャラリー)では、クロード・モネの睡蓮などが展示され、同じく安藤忠雄が手掛けたもう一つの建物「夢の箱」では、モジリアーニやピカソ等の作品が展示されていました。昨年に劣らず見ごたえのある作品ばかりでした。2階のテラスでコーヒーを味わった人もいますが、帰り際に美術館をバックに記念撮影をし、次の目的地へと移動しました。
~美術館から線路沿いに15分ばかり歩くと「サントリー山崎蒸留所」があります。まずは全員で蒸留所をバックに記念撮影。NHK朝ドラ「まっさん」で有名になった日本のウイスキーづくりの原点である山崎蒸留所の「山崎ウイスキー館」でウイスキーの歴史について勉強しました。トリスバー、「トリスを飲んでハワイに行こう!!」キャンペーン、洋酒天国など懐かしいものもありました。ウイスキーの試飲を愉しんでいる人もいました。ちなみに「山崎25年」(ボトルで12万5千円+消費税)の試飲が一杯2900円でした。
~時間もそろそろお昼に近づき、阪急大山崎駅近くの昼食会場「ハーミットグリーンカフェ」まで、20分ほど歩きました。昼食懇親会は、小森田憲繁支部長(昭和46年卒)の挨拶とサントリーモルツによる乾杯で始まり、おいしいイタリア料理に舌鼓を打ちながら、ハウスワイン、サントリー角、日本酒(冷酒)などを痛飲し、食べきれないほどの料理を前にみなさん大変満足でした。最後に大先輩の清水逸雄氏(昭和29年卒)に挨拶をいただき、健康の話で元気をもらいながら、続きは秋の勉強会でということになりました。
今回も幹事役である谷村信彦理事(平成3年卒)のお蔭で大変楽しいひとときを過ごすことができました。ありがとうございました。
報告者:理事 佐藤 敏弘(昭和50年卒)
関西支部の今年の行事予定は
9月10日(土)ゴルフ会(愛宕原ゴルフ倶楽部)
11月12日(土)勉強会(講師:清水逸雄氏、演題:「元気で長生きするために」)
です。
参加ご希望の方は遠慮なく事務局までご連絡ください。
関西支部事務局長 中野 光男(昭和50年卒)
富士精版印刷㈱ 管理本部気付 ℡06-6394-1182
E-mail : m-nakano@fujiseihan.co.jp