2015年12月21日
法学部東京同窓会の平成27年度総会・懇親会が本年11月21日(土)学士会館にて開催されました。
*第1部総会
(1)会長挨拶
古川会長より古川貞二郎顧問の日経新聞朝刊『私の履歴書』記載・岡部前会長の叙勲
のご披露と来賓参加者へのお礼がありました。特に強調されたのは縦横の人脈を結びつける
絶好の機会が同窓会の良い処である故、若い在京メンバーの参加が増加しているのは
大変良い兆候である。大いに同窓会を活用・参加して貰いたい。
(2)議事
・事業報告:home page一新、新人歓迎会開催、他地区・他学部等との交流状況等。
・役員体制:新規理事・学年幹事紹介があり、理事・学年幹事合計36名体制となった。
・会計報告:平成27年度収入・支出・次年度への繰越額の説明があり承認された。
最近会員各位からの年会費納入が減少傾向にあり、年会費の増加と不特定多数
からのご寄付をお願いしたい。
(3)来賓紹介(敬称略)
・九大法学部長(田中教雄)、東京同窓会長(籾井勝人)、関西同窓会幹事長(岡 政徳)
・広島地区法・経同窓会事務局(山縣 敦)、
・経済学部同窓会東京支部副支部長(杉 哲男)
(4)来賓挨拶
・田中九大法学部長:法学部の現状、法科大学院の現状と課題、文系学生の伊都移転計画、
六本松法曹ゼンター建設プロジェクトへの同窓会会員各位の寄付依頼等があった。
・籾井東京同窓会長(NHK会長):東京同窓会での現役学生向け就職支援プロジェクト
支援状況説明と会員各位からの寄付謝礼
*第2部 講演会
・講演者:原田大樹京都大学大学院法学研究科教授
・演題:グローバル時代の行政法
近年国民・国家と私人の対立構造が生じている状況下、『民営化』 『国際化』
『自治組織への移行』について簡潔な説明で解り易かった。最期に<知識をアップデート
出来る学習能力、学習技術>が大切であると強調されました。
*第3部 懇親会
・乾杯:櫻井龍子最高裁判所判事
昨今の世相を反映した裁判所訴訟事例を巧みな話術で平易に説明されて好評であった。
(民事・刑事事件の減少と比較して家庭裁判所での調停件数が大幅に増加、
最高裁判所が抱えている件数も年間5,000件~6,000件と超多忙な業務状況との事)
・古川会長:懇親会開始に際して同窓会会員の文化面での関心を高める具体的な施策として
次の2会館ペア入場券(各10組)のご寄贈があり希望者に各々手交されました。
+東洋文庫ミュージアム
+静嘉堂文庫美術館
・懇親会
例年と比較すると今年は45名の会員参加者と減少したが、この内約40%が平成年度
卒業生となった。各テーブル毎に和やかな雰囲気の下、談論風発大いに盛り上がり
交流の輪を深めた懇親会であった。
・閉会挨拶:黒田節哉副会長(虎ノ門法律事務所弁護士)による閉会挨拶で
約2時間に亘る総会・懇親会が閉会となりました。
理事・事務局次長 田崎 康夫