2020.2.3
【開催報告】第7回公開講座および新年賀詞交換会
令和2年1月20日(月)ハートンホテル北梅田にて、関西同窓会公開講座・新年賀詞交歓会を開催しました。
第7回となった今回の公開講座では、応用力学研究所の教授、岡本創先生をお招きして「雲と気候変動予測~能動型地球観測センサによる雲研究の新展開~」と題し、気候変動予測の不確定要因の7割を占める雲の生成や消滅に関連する非常に複雑なメカニズムが、観測機器自ら電磁波を出す能動型センサを用いることで、地球全体で雲やエアロゾルの詳細な鉛直構造が分かるようになった話や、先生がメンバーとして携わっている2022年打ち上げ予定の日欧共同の地球観測衛星「EarthCARE」によってさらに詳細な雲特性の理解と気候変動や極端現象の予測技術向上が期待されていることについてご講演いただきました。今回の講演も多くの方々にご参加いただき、質問も飛び交うなど参加者からは気象について理論的に考えるきっかけとなった等の感想が寄せられました。
続く恒例の新年賀詞交歓会では、初参加者13名を含む90名の参加がありました。北野嘉文さん(昭和57年・経済卒)と新卒で初参加の朱雀愛海さん(平成31年・経済卒)のお二人の司会で始まり、新しく会長に就任した中野健二郎氏(昭和46年・経済卒)のご挨拶、山縣理事から九大の近況等のお話に続き、副会長の佐藤廣士氏(昭和45年、工学研卒)の乾杯のご発声とともに一気に賑やかとなり、和やかな懇談が進む中、初参加者による自己紹介や恒例となったコールアカデミーOBの合唱の後、応援団OBと清廣哲之総務部長のよるリードの下、全員で「松原に」を合唱し閉会しました。