2014年1月16日(木)
関西同窓会では、毎回懇親会に先立って、講演会を行っています。
今回は、毎日新聞科学環境部編集委員、元村有希子さん(九州大学教育学部・平成元年卒)を講師にお招きし、「気になる科学」をご講演していただきました。
元村さんは日本の科学技術や人材育成を検証する連載『理系白書』などの活動で2006年、第1回科学ジャーナリスト大賞を受賞、現在、BS11の『ウィークリーニュースONZE』(毎週日曜18時~生放送)にキャスターとしてご出演、著書に『気になる科学』(毎日新聞社・刊)など、ご活躍されています。
お話では、ノーベル賞にまつわる様々な話・・・
ウシやシカはどうして北を向くのか?
iPS細胞山中伸弥教授の「滑る話」。
男らしさと薬指の関係とは?
モーツァルトの波動、ヒッグス粒子、ニュートリノ、原発、などなど幅広い話を伺うことができました。
今回は女性の同窓生に多くご参加をいただきました。
講演会に引き続き、午後6時45分から新年賀詞交換会が始まりました。
上野至大同窓会長(昭和42年工学部卒、前NTT西日本相談役)の開会挨拶にはじまり、九州大学からは有川総長、酒匂法学研究院長ほかのご参加をいただき、有川総長から今年度の九大の取り組みをご披露いただきました。
荒巻禎一同窓会名誉会長(昭和28年法学部卒、前京都府知事)による乾杯のご発声で懇親会の幕が開かれ、今回の参加者は、90名で、平成卒24名、昭和卒66名、うち女性は10名でした。
懇親会は、北野嘉文さん(昭和57年経済学部卒、住友生命勤務)の司会で始まりました。
スピーチでは田淵法科大学院副院長から六本松プロジェクト募金の依頼。
新入会員からの近況報告など。
今回は、3組の同窓生ご夫婦が参加しておられたので、知り合ったなれそめから妻から夫、夫から妻への注文などを交えた楽しいスピーチがあり大いに沸きました。
また、最年長の昭和22年法文学部卒の萬成博さん(元吉備国際大学学長)から、最近九大から関西の大学教授が少ないというご指摘があったが、昭和54年医学部卒の岩谷良則さん(大阪大学医学研究科教授)が、反論されるなどの応酬があり、楽しく拝聴しました。
コールアカデミーOBによる合唱は遥かな友になど懐かしい愛唱歌で心和ませてくれ、最後は、恒例の応援団OBの宮原直樹さん(昭和59年経済学部卒、大光電機勤務)のリードにより全員で「松原に」を歌って、終了しました。
岡 政徳 関西同窓会幹事長
(昭和44年法学部卒、公益財団法人田附興風会 医学研究所 北野病院勤務)