透光会再出発のご挨拶
第22代 透光会会長 上田 克彦
日頃より、本同窓会「透光会」の活動に対し、多大なるご支援とご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。
私は2025年3月より、第22代透光会会長を拝命いたしました上田克彦でございます。私自身は医療技術短期大学部9期の卒業生であり、現在は日本診療放射線技師会の会長として職務に励んでおります。
わが国の診療放射線技師養成における母校の歩みは、1954年(昭和29年)4月の「九州大学医学部附属診療エックス線技師学校」設置に始まり、1965年の専攻科設置、1969年の診療放射線技師学校への改組を経て、1971年には医療技術短期大学部、2002年には医学部保健学科放射線技術科学専攻へと、時代の要請に応えながら発展を遂げてまいりました。さらに、2007年の修士課程、2009年の博士課程設置により、高度な研究教育機関としての地位を確立しております。今日までに送り出した卒業生は2,000名を超え、全国各地で活躍されています。この輝かしい歴史を築いてこられた諸先輩方の情熱とご尽力に対し、改めて深い敬意を表します。
今や私たちの同窓生は、診療放射線技師の枠を超え、学術・企業・行政など幅広い分野でリーダーとして活躍しています。こうした多様な人材が再び繋がり、刺激し合える場を提供することこそが、これからの透光会の使命であると考えております。
近年、残念ながら入会者の減少という課題に直面しております。長引いたコロナ禍により、透光会の対面活動の中止によって会員相互の交流が一時的に途絶えてしまい、新卒時に透光会の会員になることを明確にお伝えできなかったことも要因であると考えています。
アフターコロナ時代として、透光会の新たな歩みを確かなものとするため、2025年度総会において重要な方針を提示いたしました。まず、次世代の参加を促すべく「入会費の無償化」が可能か検討いたします。一方、透光会の持続的な運営と発展のため、同窓生の皆様には格別のご寄付を賜りたく、切にお願い申し上げます。そして、在学生および卒業生の学術的な意欲を後押しするため、新たに「研究奨励金」を給付することを2025年度総会で決定いたしました。これらの取り組みで組織の若返りと活性化を図りたいと存じます。
母校の伝統を重んじつつ、時代の変化に即した「開かれた同窓会」へと進化させていく所存です。会員の皆様におかれましては、今後とも変わらぬご支援とご協力を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。
2026年(令和8年)2月25日 記




