九州大学現代法ゼミナールOB会
福山秀夫
~九州大学現代法ゼミナールOB会
代表幹事あいさつ
九州大学現代法ゼミナール(通称「現ゼミ」)が、1977年1月13日に設立されて、2017年1月13日で40年が経ちました。現在、現ゼミは本学では活動していませんが、2017年1月14日(土)に、卒業生33名が福岡の地に集い、現ゼミ設立40周年記念OB会を開催しました。そして、この機会を捉え、現代法ゼミナールOB会(通称「現ゼミOB会」)を設立し、九大校友会に加盟いたしました。
代表幹事は、初代代表の福山(1975年入学)、幹事は、2代目の副代表の香月(1977年入学)、4代目代表の吉富(1979年入学)、会計監事は、10代目代表の高巣(1985年入学)です。40周年記念OB会は、この4人で結成した実行委員会が開催し、現ゼミOB会設立準備も行いました。現ゼミにはこれまでに100名を越える方々が、学ばれていますが、今回のOB会には、33名が参加されましたので、約3割の方が参加されたことになります。
さて、1977年に産声をあげた現代法ゼミナールは、当時の学部の有志6名によって設立され、そのゼミ規約第2条にいうように「法律学を生きた現実との連関で考察し、その本質を究めるとともに、会員相互の親睦を深める」ことにありました。この「法律学の本質を究めるという高い志」や「物事を追及する精神」は、全てのOBに脈々と受け継がれており、40周年記念OB会に集まったOB一同は、大学時代の現ゼミ活動が、自分に与えた影響を改めて噛みしめたように思います。OB会のこの流れを自分たちのこれからの生き方に生かし、より良い、より深い人生を送りたいと思うOBがかなりいたように思います。
現ゼミOB会は、既に九州大学には存在しない現ゼミの設立精神を共有する新たな会として、OBが組織や世代を越えて自由に語り合い、新たなエネルギーを生み出してゆく対話の場になることを希望しています。そして、この会が、会員間の交流と親睦を深め、個人の発展や本学の発展に僅かながらでも寄与することを望んでいます。
2017年2月14日