ご挨拶
山本 正已
九州大学工学部電気情報工学科は、九州大学が帝国大学として、1911年に開設された工学部電気工学科をその起源とし、以降百余年の長きに亘り、多くの先端的な研究成果を挙げるとともに、多数の優秀な人材を送り出し、社会の発展に貢献して参りました。
九州大学工学部電気情報工学科が今後一層発展し、世界最高水準の教育・研究環境を提供し続けるためには、我々同窓生も一丸となって母校を応援していく必要がございます。しかしながら、電気情報工学科全体に対応する同窓会組織が無いため、同窓生と大学の連携が難しい面もあり、去る2011年の100周年記念大同窓会を開催した折に、電気情報工学科全体に対応する同窓会を設立すべきとする数多くのご意見が寄せられました。
このような状況を踏まえ、2014年5月、同窓生有志により、甲午会設立準備委員会を設置し、同窓会の設立に向けて、会の運営方法や事業計画を検討して参りました。そして,2015年2月7日に設立総会を開催し,甲午会が正式に発足いたしました.「甲午(こうご)」の名は、甲午会設立に向けた活動の始まった2014 年の干支(えと)にちなんでおりますが、「甲(こう)」は第一位、最高水準、「午(ご)」は真南、上昇の意味があります。我等の母校が、未来の課題に挑戦する活力に満ちた、最高水準の教育拠点として、今後とも発展できますよう、甲午会会員の皆様の絶大なるご支援、ご協力をお願いする次第です。