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九州大学経済学部同窓会

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会長あいさつ

2017年 新年のご挨拶

第11代 同窓会長 貫 正義

(九州電力株式会社会長)
1967(昭和43)年卒

 

  新春を迎え、皆様のご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます。 

 昨年、九州では熊本で最大震度7を観測する大地震が発生し、多くの人命が失われるとともに、観光や生産活動に大きな打撃を与えました。地震により犠牲になられた方々に謹んでお悔やみを申し上げますとともに、被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。震災によりダメージを受けた経済、産業に関しましては、九州全体で復旧・復興に向けた取組みを進めるとともに、九州ふっこう割などの各種政策の効果もあり、「創造的復興」を目指して、確実に歩みを進めているところです。

 さて、今年の我が国経済の動向は、経済対策に伴う公共投資の増加にも支えられ、景気は緩やかな回復基調が続くと見込まれておりますが、政府は昨年6月、回り始めた経済の好循環を持続的な成長路線に結びつけ、「名目GDP600兆円」の実現するため、「日本再興戦略 2016」を閣議決定しました。
今後、これに基づき、新たな有望成長市場の戦略的創出や、人手不足を克服する「生産性革命」、人工知能とIoTを駆使した第4次産業革命の推進など、具体的な展開が期待されます。

一方、国際情勢に目を向けますと、6月のイギリスによるEU離脱決定や11月のアメリカ大統領選挙でドナルド・トランプ氏が勝利など、世界に衝撃を与える出来事が続きました。特にトランプ氏の勝利は、我が国を含めた世界の政治・経済・安全保障・エネルギー・環境など多方面に大きな影響を及ぼすことが予想され、その一挙手一投足を注目していかなければなりません。
さらに今年は4月~5月にフランス大統領選挙、9月にはドイツ連邦議会選挙なども予定されており、保護主義の台頭、移民問題の深刻化、加盟国内でのEU離脱気運の高まりの中、EU圏の今後を占う重要な政治的局面を迎えるものと考えます。

このように世界の動きから目が離せない状況の中、如何にして持続的な経済成長を支えていくのか、九州大学経済学部の皆さん、そして、同窓会の皆さんには、経済社会の根幹の動きをしっかりと見つめていただき、新たな時代に立ち向かっていただきますようお願いいたします。

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