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九大医学部46会

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お知らせ
2016.5.28 卒後45周年 46(ヨンロク)会を開催しました!

事務局(クラス幹事からの)報告

5月7日(土)に開催した卒後45周年「古稀」の同窓会には,39名の級友に出席いただきました。世話人を務めてくれた恒吉正澄,山本匡介両君のお陰で,医学歴史館と新病院の見学も併せて,昔を懐かしむことができました。翌日は,山本君が世話人となって7名の参加者でゴルフ会がなされました。

                                    四六会 クラス幹事      石橋 大海

                      〒814-0001 福岡市早良区百道浜3-6-45 福岡山王病院TEL:

                                   092-832-1100 hiishibashi.gi@gmail.com

 

 「皆がドラマの主人公」

卒後45周年(46)ヨンロク記念会

恒吉正澄(昭46卒)

大学卒業後45年は我々にとって上杉謙信の辞世の句である「49年一睡の夢」の如くである。臨床、研究、教育とそれぞれの持ち場で忙殺された日々を過ごし、今思い返してみると45年はあっという間に過ぎ去ったように思われる。平成28(2016)5月7日の卒後45周年記念46会(世話人:恒吉正澄、山本匡介)は久し振りに会う級友が多く参加しており、学生時代の面影を見い出すのに苦労することもしばしばであった。改めて過ぎ去りし月日の長さに驚いた。人の顔は歳月を重ねることによりそれぞれの体験を重ねつつその人がこれまで歩んだ人生の縮図である。このたび同級生の「懐かしい顔:皆いい顔」に遭遇することができ、ある種の感慨と共に嬉しさに浸ることができたのは私一人だけではないと思う。

本会の企画は学生時代、共に過ごした九大医学部・病院地区の構内での、医学歴史館および九大新病院の見学、百年講堂での懇親会、翌日のゴルフ会(世話人:山本匡介・松口秀世)であった。懇親会に先立ちクラス幹事の石橋大海君よりこれまで開催されたクラス会の経緯を含めた事務報告がなされた。懇親会は自宅が福岡市から最も離れている三重野寛喜君(静岡県伊東市)の乾杯で始まった。開宴後は恒吉の司会進行で出席者39名全員の1分間スピーチを行った。各スピーチは卒後45年間の過ぎし日を背景にした個性的な興味深いもので、皆耳を研ぎ澄まして聞き入りアッという間の一時間半が経った。至福の一時であった。最後は次回当番世話人の池尻裕一君の万歳三唱で締め括った。

さて私は偶々、クラス会の一週間前にキーワード45周年と関連した結婚45周年祝賀会をテーマにした英国映画「さざなみ」を観た。これは本年度(2016)アカデミー賞主演女優賞にノミネートされているシャーロットランプリング主演で、最後のシーンにおいて、1960年代に一世を風靡したプラターズの名曲「煙が目にしみる」が流れる中で、祝賀会の主役の一人である夫が最後のスピーチの中で妻に対して感謝といたわりの心遣いを伝える場面は感動的である。一方、ヒロインである妻の紆余曲折に富んだ45年間を回想する知的で優美な表情は大変印象的で、話題となっている。

振り返って見ると、この度のヨンロク記念会で改めて、45年の歳月は一人一人にいろいろなドラマの主人公であらしめたと実感した。

謝辞:この度、歴史資料館で赤司学芸員、九大病院では総務課桑本氏に案内頂き、また、校友会からは種々の資料を頂き、  感謝致します。

                         文責:クラス会当番世話人 恒吉正澄(昭46年卒)

                814-0001 福岡市早良区百道浜3-6-45 福岡山王病院・病理診断科

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